2022を振り返る

はじめに

どうも、Daiki Sakuma (@daikiskm) / Twitterです。

振り返りの意味を込めて、今年のあれこれについてつらつらと書き記していこうと思います。

Internship

PLAID (8~9月)

今年の夏はPLAID*1さんのインターンシップに参加させていただきました。 Web フロントのパフォーマンスチューニングに興味があり、また、技術ブログを読んでいく中で「ここでインターンをしてみたい」と思い参加しました。 このインターンでは特に、コード・ディレクトリ間の関係性や実際にサイトが動くために必要なその他ツールも含めたアーキテクチャを理解し、npm や CDN 配信も含め実装する機会をいただきました。当時の僕にとって非常に難易度が高く、しかし非常に楽しいタスクでした。また、技術だけでなく OSS 活動やキャリア等についてもお話しを聞かせていただきながら、チームの方々とのコミュニケーションを通してソフトスキル面でも成長することができました。さらに、期間中に知り合い仲良くさせていただいたインターン生のおかげもあり、充実した期間を過ごすことができました。 一方で、自分自身の力が及ばないところもあり、エンジニアとしての自分の立ち位置を理解し、足りないものを認識することができた貴重な機会にもなりました。 この経験によって明らかにエンジニアとしての視座が高まり、また、視野も広がりました。それは、自分のエンジニアとしての現状を知ると同時に、尊敬するチームメンバーの方々やその他メンバーの方々も含め、個々の力をどうチームやプロダクトに活かすかを肌身で感じることができたからだと思っています。

※下記ブログで当時のインターンについてまとめているため、読んでいただけたら嬉しいです。 tech.plaid.co.jp

Yuimedi (12月~)

12月中旬頃から、Yuimedi*2さんのインターンシップに参加させていただいています。 きっかけは hiroppy (@about_hiroppy) / Twitter さんのエントリーでした。 hiroppy.me

そこからYuimediの技術スタック | what we use(技術スタックデータベース)やエンジニア座談会の記事を読む中で、働いている方々や技術スタックに興味を持ち始めました。 yuimedi.notion.site

また、自分にとって医療系のドメインは新鮮だったためとても魅力的でした。 まだジョインしたばかりで不慣れなことが多いですが、Video Conference や Slack 等であたたかくコミュニケーションをとってくださるためとても働きやすいなと感じています。また、ありがたいことに非常に魅力的なタスクを振っていただきました。初めて触れる技術スタックばかりで刺激的な日々を送っています。 このインターンシップでさらにステップアップできるようしっかり楽しみつつも、チームやプロダクトに貢献できるよう全力を尽くしていきたいです。

Cooporative Research (1~12月)

研究では NLP, Neural Network, Ontology 関連をしています。大学と研究室のつながりにより、とある企業さんと機械学習モデルを用いた社会実装の共同研究をさせていただいています。研究の広義の目的は社会にとって意義のあるためのものであり種のような存在です。その研究知識を用いて実際に社会実装できる機会をいただくことができ、とても嬉しい限りです。特にドメインの理解や生のデータをよく観察すること、EDAの重要性を学ぶことができました。また、そこから domain specific な前処理やモデル実装を考える必要があるため、非常に貴重な経験になっています。

Tech Event

ISUCON

同大学の友人とチームを組んで初めて ISUCON*3に参加しました。 初めての参加のため、みんなで集まって達人が教えるWebパフォーマンスチューニング 〜ISUCONから学ぶ高速化の実践を勉強したり、事前に自動化のスクリプトを書いたりして臨みました。 本番では全くスコアを上げることはできなかったのですが非常に楽しく、また、非常に勉強になりました。青春とはこういうことなのかなと。

JPHACKS

大学最後の年になるため、同大学の友人とチームを組んで JPHACKS*4に参加しました。 ハッカソンの醍醐味であるみんなでわちゃわちゃしながらプロダクトを考え、開発をして楽しみました。決勝には進むことはできませんでしたが、グループでの企業賞をいただくことができ嬉しかったのを覚えています。初めてハッカソンに参加した際には、Web サービスをデプロイするだけで終わってしまった当時を思うと、感極まってしまいます。

Study

International Conference

人生で初めて海外に行き、また、学会で自身の研究について発表をしてきました。同大学の Ph.D や Master の方達と韓国に行き、非常に刺激的な日々を過ごしました。英語がメインのためワクワクしましたし、Keynote やそれぞれの Session はとても魅力的なものばかりでした。初めは僕自身 Broken English のため話すことに抵抗があったのですが、現地の学生や同大学の留学生と仲良くなり、英語で話すことに対する抵抗がなくなりました。

※下記ブログで当時の学会についてまとめているため、読んでいただけたら嬉しいです。 daiki-skm.hatenablog.com

Productivity

僕は複雑なことをするとすぐに頭がオーバーフローしてしまいます。 特にインターンシップなどで新しい環境へダイブして最初のタスクを行う際、思う様に進まないことが多々あります。 そんな中、僕の大好きな Podcast であるRebuild - Podcast by Tatsuhiko Miyagawaに出演されているひげぽんさんの"ログのすすめ"*5という記事に出会いました。 gihyo.jp

この記事には、複雑な作業をしている時にログを取ることで客観的な目線を手に入れることができ、結果的に作業効率が上がるということが記載されています。ふむふむと思いながら読み終えた後、実際に Notion やインターン先の Slack にスレッドを立ててログをとっています。この作業は僕にとって非常に大切なものとなり作業をする上でのデファクトになっています。考えていることをログとして記述する際、言語化しようとするため自然と頭の中が整理されるのです。また、言語化することで何がわからないのか客観的にわかるようになったり、物語に対しての理解が深まります。そして、自分の頭の中のスペースをログを記述する分だけ開けることができます。これはどういうことかというと、人間の脳で一度に思考できる物事は限られているため、自分の思考をログとして記述し、そのことを一旦脳から排除することで、別のことを思考できるのです。

また、これは持論ですが"インターン先の Slack にスレッドを立ててログをとっている"というのはチームメンバーの方々にとっても多少なりともいい影響があるかもしれないと考えています。もちろん会社の規模や人数によってはノイズとなる可能性もありますが、自分のログを書いていくことで他のメンバーの方が今何に詰まっているのかを知る機会になったり、そこからスレッドを通してアドバイスをいただけたり、コミュニケーションのきっかけになるとも考えられるからです。

Content

最後に、今年読んだ本の中で印象的だったものを記載していきたいと思います。

Business

Tech, Software Development

まとめ

今年は素敵な出会いが多い1年でした。 インターン先で関わってくださった(ている)方々、同じ期間を過ごしたインターン生、Conference を通して仲良くなった方々などなど。 また、最近は Twitter などで反応をいただける機会が多々あり、その度にインターネットの良さを感じ、嬉しい限りです。

そして、まだまだ荒削りですが今まで以上に成長できた1年でした。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございました。

それでは、良いお年を。

*1:社名記載の許可をいただいています。plaid.co.jp

*2:社名記載の許可をいただいています。yuimedi.com

*3:isucon.net

*4:jphacks.com

*5:記載させていただいた記事は"継続は力なり―大器晩成エンジニアを目指して"という連載記事の一つです。他の記事も非常に魅力的な内容のため読まれることをお勧めしたいです。