International Conference in Korea
はじめに
Daiki Sakuma (@daiki_skm) / Twitter です。
October 26th - October 28th に開催された IEEE/IEIE ICCE-Asia 2022 に参加してきました。海外が初、かつ International Conference への現地参加も初だったため、思い出としてつらつらと書いていこうと思います(このブログでは、ほとんど技術的なことは述べず、主に学会含め韓国での5日間について書こうと思います)。
僕は普段、主に Web 開発(主にフロントエンド*1)をしているのですが、研究では Deep Learning (NLP)*2 をしています。
最近ですと、Web 開発をしながら研究で Deep Learning をしている方が多々見受けられます。Web 系に関するブログが多い中で研究関連(主に学会含め韓国での5日間について)のブログを投稿することで、少し新鮮な雰囲気を感じてもらえることができるかなと思い、現在に至ります。
学会の概要
IEEE/IEIE ICCE-Asia 2022 に参加してきました。この Conference は Electronics や Information などコンピュータサイエンスのほとんどが対象の学会になります。今回、僕は BERT や GPT を使用した Code Generation について登壇してきました。
発表はどうだった?
複数のセッションルームに分かれており、その中の一つで発表をしました(もちろん英語です)。発表後には質疑応答があり、Broken English ですが "Sorry, ...""You means ...?" などを繰り返しながら質問に答えていきました。
また、同じ時間帯に複数のセッションがあるため、気になるルームに行って興味のある内容を聞くことができました。僕の場合ですと、AI・ML セッションを見に行ったり、Google の方による TPU についてのセッションがありました。その方のセッション内容は非常に分かりやすく、そしてオーディエンスの反応を織り交ぜながらとても楽しい講演でした。僕もあんな風に分かりやすく、そして少しでも楽しんでもらえるような講演をできるようになりたい。やはり登壇は一つのパフォーマンスですね。
韓国へ行くための準備・韓国内での移動*3
まず、韓国へは飛行機を使用しました(言うまでもないかもですが)。また、ネイティブアプリでの事前オンラインチェックインが非常に便利でした。今回、海外自体初めてだったため、空港内に TAX(DUTY) FREE SHOP があることを初めて知りました。
韓国へ入国する際
日本国籍の方は基本的に VISA は必要なく、代わりに K-ETA の申請が必要になります。また、事前に Q-code を申請しておくことで、機内で記入するものが減ります。
日本へ帰国する際
PCR 検査の陰性証明書(72時間以内)もしくは3回以上のワクチン接種証明書が必要です。
また、必須で My SOS アプリもインストールする必要があります。このアプリにて事前検疫手続きを登録する必要があります。
国内での移動
会場は Yeosu(韓国の下の方の海沿い)にあるため、Incheon から Seoul まで電車で移動し、Seoul から Yeosu までは KTX*4 を使用しました。
その他
また、海外旅行保険に加入して渡航しました。病気にかかったり、何かトラブルがあった場合、大きな金額を支払う可能性があるため、念のため入っておくのが better な気がします。こういうのって実際に起こるかどうかは別として、加入したという安心感が重要だったりしますよね。
韓国について
電車
電車のチケットを購入する際、日本では紙の切符が出てきますが韓国では SUICA のようなカードが出てきます。それを改札でタッチしてゲートを潜ります。また、使用後、専用の券売機に投入すると 500 won (約 50 円) が返ってきます。エコで便利でいいですね。
また、Incheon - Seoul 間を電車で移動したのですが、間もなく到着する際に流れる BGM がすごいモンハン感ありました(どうでもいい and この電車だけかもしれない)。
クレジットカード
僕は普段、楽天カードを使用しています。海外でも使えるかなと思いネットで検索したところ、海外対応をしてるという内容が載っていた為、そのまま持っていきました。いざ韓国のオンライン決済で使ってみると、自動的にセキュリティチェックで弾かれるものがありました。いつもは日本で使っているのに急に韓国で使われたらそりゃそうですよね。そのためオンラインチャットを使用して迅速に対応してもらいました。便利。
現金
Yen to Won への両替は空港でしました。もっといい為替レートで両替できる手段はたくさんあるのですが、なんとなく空港でしてしまいました。また、オンライン上での決済は基本クレジットカードを使用して、店では現金を使用していました。
街並み
Yeosu には2泊したのですが、町中の至る所が LED でライトアップされてました。韓国に住んでいる方に話を聞いてみると、韓国では至るところでライトアップされているようです。
また、韓国ではたくさんの電気自動車(Tesla 的な)が走っていました。韓国内では、Hyundai や Kia などの韓国メーカーの競争がとてもすごく、かっこいい車がたくさんありました。
また、電車や新幹線に乗っていると日本は窓の外には田んぼが広がっているのですが、韓国の場合は畑が広がっていました。
有名ですが、やはり辛いものが多かったです。また、辛いだけでなく、酸っぱいものも多かったですね。また、Unseo の駅の周りにはプルコギの焼肉店が至る所にありました。
国民性
韓国の方達は日本とは違って気さくな方ばかりでした(お店や電車の中ですごい話しかけてもらえる)。また、優しい方達ばかりで少し困っていると話しかけてもらえたり、お店に行った時やタクシーに乗った時などはサービスをしてもらえることがありました。
Yeosu
Yeosu*5 は観光地で、Odong island やケーブルカー、水族館などたくさんの施設がありました。また、海沿いにあるためシーフードがとても美味しかったです。キムチなどの辛いものとシーフードって合いますよね。
英語は大丈夫だった?
僕自身 Broken English ですが大丈夫でした。大学またはプログラミング上、日々英語に触れていたため英語自体にあまり抵抗はありませんでしたが、5日間ずっと英語という環境は初めてだったため、とても刺激的でした。同じ研究室に所属している博士課程の留学生と一緒に過ごしたのですが、留学生ということもあり僕がうまく言葉が出てこない時はコンテキストによって理解してもらいました。また、国際学会では英語がネイティブではない人も多いため、むしろ英語を話すのにはいい機会な気もします。
この経験を通して、もっと英語を話せるようになりたいなと素直に思いました。また、人それぞれ英語の勉強の仕方はありますが、僕の場合その環境に身を置くのがあっているなとも思いました。
また、学会を通してたくさんの学生と仲良くなりました。具体的には、僕の研究室のメンバーを含め、同大学の別の研究室の方、Burundi 出身で韓国に留学に来ている方、Yeosu の大学の方、新潟の大学の方などです。
最後に
学会含め今回の5日間は非常に刺激的でした。学会のレベルによりますが、国際学会自体ハードルが高くないものもあるため、学生の方はトライしてみるといいかもしれません(別に無理をする必要はないですが)。
それでは、よいエンジニアリング生活を。